ゼニカルの副作用

下痢とお尻からの油漏れ

ゼニカルは油の吸収を阻害して体外に排出させる薬です。そのため、便と一緒に大量の油が出て、最初は驚くことになります。
これはゼニカルがちゃんと効いているということでもありますが、困ったことに、おなかがゆるくなる、便意を催しやすくなる、オナラがでやすい、などの現象が、副作用として起こってきます。

最も困るのが油漏れです。便と一緒に「だけ」出てくればいいのですが、のべつお尻から油が漏れたり、オナラなどをした拍子に漏れたりして、服を汚してしまうことがあります。
女性なら、ゼニカル服用期間は生理用ナプキン必須です。
男性は、ゼニカルを飲む日に気を付けて下さい。翌日大切な外出がある日などはなるべく服用はやめましょう。 そして、少しでも便意を感じたり、オナラをしたいような気がしたら、直ちにトイレへ行くことをお勧めいたします。

油脂分の非常に多い食事を取る傾向のある人は、特に油漏れしやすくなります
ゼニカルを飲まない方がよいタイミングでは、なるべく油っぽい食べ物も控えるなど、油漏れ対策とダイエット継続を考慮した食生活を心がけて下さいね。

脂溶性ビタミンの不足に注意!

脂溶性ビタミンとは、水には溶けないが油にはよく溶ける類のビタミンのことです。ゼニカルは腸内のリパーゼに働きかけ、油脂分の吸収を邪魔して体外に排出させる効果があるため、脂溶性ビタミンも一緒に排出させてしまい、ビタミン不足になる可能性があります。

これらのビタミンをサプリで補うというのは名案ですが、ゼニカルと一緒に飲むと、吸収されずに排出されてしまいますので、摂取する時間をずらす工夫をしましょう。
ゼニカル服用の前後1時間を空けることで、ゼニカルの影響を受けずにビタミンを摂取することが出来るでしょう。このタイミングを狙って、サプリを飲んだりビタミンを多く含む食物を、食べてみたりしましょうね。

ごくまれな副作用として

危険な副作用はほとんどありません

ゼニカルは、米国食品医療品局=FDAの厳しい基準をクリアして認可された薬です。そして病的肥満が社会問題にまでなっているアメリカ合衆国を始め、17ヶ国で通算4,000万人の人々が使用している、安全なダイエット補助薬です。
医師の指導の通りに飲んでいれば、危険な副作用が起こることはほとんどありません

しかしながら、ごくまれに以下のような副作用が起こることがあります。これらの兆候が表れたら、即座にゼニカルの服用を中止し、医師に相談して下さい。

腎機能障害

ゼニカルの主要成分は、服用後3~5日で99%が便と一緒に体外へ排出されます。その前に一時的に腎臓に溜まるため、ごくまれに腎臓障害が起こることがあります。
「血尿」「尿の量が減る」「手足がむくむ」「背中や腰、脇腹辺りが痛い」ような兆候が見られたら、直ちに医師に相談して下さいね。

肝機能障害

1998~2014年までのあいだに、14件の肝機能障害の報告があります。「体がだるい」「皮膚に痒みがある」「皮膚や白目の黄疸症状」「食欲減退」がある時は、注意しましょう。

胆石

ゼニカルを飲むことによって、胆汁が胆嚢(たんのう)に溜まりやすくなるため、胆石が出来る可能性がわずかばかりアップします。「吐き気がある」「吐いてしまった」「お腹の右上が痛い」場合は注意して下さい。