「その痩せ薬、危険です!」怖い薬・安全な薬はズバリどれ?

海外の危険な痩せ薬が出回っています

海外の危険な痩せ薬

「海外セレブ使用中」「スレンダーなタイや中国女性の愛用品」など、魅力的な謳い文句の海外の痩せる薬が出回っています。つい気になってしまいますが、実は非常に危険な薬である場合があります。

残念なことに、それらの痩せる薬やダイエットサプリを飲んで、大きく健康を損なってしまったり、恐ろしいことに死亡してしまった女性が日本にもいます。

以下の薬には注意して、絶対に飲まないようにして下さい。

中国の危険な痩せ薬

せん之素こう嚢(せんのもとこうのう・中国)

重篤な肝機能障害と甲状腺障害が発生しています。死亡者2名、入院は100名を超えています。
「ラヴィータ2000スリム1」という別名で、箱だけ詰め替えて売っていた悪質な業者もいたので、ご注意下さい!

御芝堂減肥こう嚢(おんしどうげんぴこうのう・中国)

こちらでも重篤な肝機能障害と甲状腺障害が発生しています。
1名死亡、55人が入院する騒ぎとなりました。

茶素減肥(ちゃそげんぴ・中国)

肝機能障害が起こり、15人が入院しました。

タイの危険な痩せ薬

この成分に要注意!

MDクリニックダイエット」「ヤンヒーホスピタルダイエット」などの名称で出回っているものです。
MDは食欲抑制、ヤンヒーは代謝アップによる脂肪燃焼を目指すお薬です。
バンコクの大型デパート内にあるダイエット専門クリニックが販売しているというのが謳い文句です。しかし実態は、受付で肥満度を自己申告すると、程度に合わせて簡単に薬を渡してくれるというもので、ただの販売店であるようです。

覚醒剤と酷似する成分が含まれているため、覚醒剤の急性中毒のような症状が現れることがあります。
実際にあったケースでは、胃部不快感、腹痛、嘔吐、動悸、胸痛、口の乾き、そして幻覚や幻聴などが起こりました。

甲状腺異常、肝機能障害などの重篤な副作用のほか、抑うつ状態や薬そのものへの依存なども起こります。そして、痩せるといっても甲状腺異常による痩せ型と同様で、不健康で、美しい痩せ方とは言えないことが多いようです。

健康を害して、美しくない痩せ方をするなど本末転倒です。
絶対にこれらの薬には手を出さないようにしましょう。

この成分に要注意!

薬の箱やラベルにある「成分表」をよく見てみましょう。
以下の成分が含まれる薬は、大変危険なため、服用は止めましょう

エフェドリン系

発汗作用があって基礎代謝がアップするのと、利尿作用でむくみがとれることから、ダイエットサプリに入れられることがありますが、心筋梗塞や脳出血などの重篤な副作用による死亡例が800件以上もある危険な成分です。成分表に「エフェドリン」、「エフェドラ」、「マオウ」とある場合は飲むのを止めましょう。

また、エフェドリンは覚醒剤に似た依存性と耐性があります。というか、覚醒剤の主成分であるアンフェタミンやメタンフェタミンは、エフェドリンを精製して純度を高めたものです。このことを覚えておいて下さいね。

シブトラミン

中枢性食欲抑制作用があります。簡単に言うと、脳神経に作用して満腹中枢を刺激し、食べたい気持ちを抑える作用があるということです。肥満治療に使っている国もありますが、日本では承認されていません。
何故なら血圧上昇、心拍数増加などの副作用があり、心臓への悪影響から32人の死亡者が出ているからです。

心臓や血管に持病がある方は、絶対に飲んではいけません。心臓発作を起こして死亡してしまいます。

甲状腺末

飲むと甲状腺ホルモンが全身の筋肉に働きかけ、1日中運動をしているような状態にするので、これでエネルギーを消費して痩せようという安直な考えからダイエットサプリに配合されるようになりました。

しかし、言うまでもなくこんな不自然な状態は非常に危険です。狭心症、肝機能障害、うっ血性心不全などの重篤な副作用が発生しています。

安全確実な痩せる薬は「食べたカロリーをカットする」タイプ

食欲を抑制するタイプの薬は、脳に直接働きかけるため、危険な場合があります。
また、食べたい気持ちを抑えるだけなので、当然飲むだけでは痩せませんし、飲むのをやめて食欲が戻ればあっという間にリバウンドしてしまいます。

油分の吸収を抑えて摂取カロリーをカットする、オルリスタットが主成分のゼニカルなどのダイエット薬の方が、効果が高い上に、依存性や、心臓発作などの重篤な副作用を起こす心配もなくて安心です。

しかも、「食べたものの油分をカット」という性質上、食べることそのものを我慢する必要もありません

安心な上に楽ちんなダイエット薬は、油分吸収阻害系の方ということが出来ます。