痩せる薬いろいろ。有名なゼニカル・サノレックスほか市販品や危険な薬も

ゼニカルとサノレックス。最も有名な「痩せる薬」

医師が肥満症の治療のために処方している「本物の痩せる薬」で、最も有名なものは「ゼニカル」と「サノレックス」です。
作用はちがっています。「油の吸収を阻害して食べたもののカロリーをカットする」のがゼニカルで、「食べたい気持ちや感覚=食欲を抑える」のがサノレックスです。

現在、日本で承認されているのはサノレックスの方で、ゼニカルは残念ながら未承認です。しかしながら、ゼニカルの方がサノレックスよりも安全で、ダイエット効果も確実と言われています。
2種類の薬の効果や特色を比較しながら、より薬に対する理解を深めておきましょう。

脂肪吸収を抑えるゼニカル

脂肪吸収を抑えるゼニカル

ゼニカルは、世界最大の製薬メーカー・ロシュ社が製造販売するダイエット薬です。脂肪吸収を抑制する薬で、世界中の医療機関で肥満治療の医薬品として使用されています

ゼニカルの効果は、かなりインパクトのあるものとして知られています。利用者の多くがゼニカルを服用した数時間後の便の状態に驚かされています。ゼニカルを服用したことで身体に吸収されなかった油がそのまま、便と一緒に排出。その光景に衝撃を受ける人が跡を絶ちません。

ゼニカルが効果を発揮するメカニズムを説明します。私たちの体内に存在するリパーゼという酵素が、食べ物から摂取した脂肪分を細かく分解して、身体に吸収しやすくするのですが、ゼニカルはそのリパーゼの働きを鈍らせて、脂肪分を分解せずにそのまま排出させます
それだけでゼニカルは食事のカロリーの約30%をカットするというから驚きです。ゼニカルは食事の後、一時間以内に服用すれば、その時に摂取した食事の脂分を対体外に排出。食べたカロリーを大幅に減らしてくれます。

ゼニカルは120mgのカプセル錠剤となっていますので、食後に水と一緒に服用してください。ゼニカルは一日3錠まで服用可能ですが、そのときに摂取した食品の脂分を排出する薬なので、食事を食べないときはもちろん、もともとヘルシーで脂分の少ない食事の際に飲んでもまったく効果が現れない薬です。

日本では未認可の薬なので、ドラッグストアなどで購入することは出来ません。しかしながら、脳に働きかける認可薬のサノレックスより安全な薬という見方もあります。安価に手に入れたいのならば、インターネット通販を活用したいところです。海外で認可されている薬を安価で購入できる個人輸入サイトがあります。ここでならば、効果の高いゼニカルを購入することができます。

食欲を抑えるサノレックス

食欲を抑えるサノレックス

サノレックスは1992年に販売が開始された食欲抑制剤です。主成分となるマジンドールが脳の食欲に関わる神経に作用し、食欲を抑えます。また代謝を良くしたり、体のエネルギーの消費を促すことで体重を減らすことが期待出来ます。

サノレックスは脳に直接働きかけるので、服用量を誤ると幻覚症状や依存症など重度な副作用を及ぼす可能性があります。
ただし食欲を抑えきれない患者にとっては強い味方で、通常は昼食の30分前にサノレックスを一錠飲むことで、効果を発揮します。

サノレックスの服用には医師の指導が必須です。確実に安全に痩せるためにはクリニックに通い、医師に処方してもらって指導を受けながら服用を続けてください。

忘れてはいけないのは、サノレックスはあくまでもダイエットを一時的に補助するだけで、肥満症そのものを解決する薬ではないということです。
長期服用はしてはいけない薬です。1ヶ月服用し続けても効果が見えない場合は、服用を中止することになっています。そして長くても服用期間は3ヶ月までです。

マイルドな市販ダイエットサプリと危険な海外の痩せ薬について

マイルドな市販ダイエットサプリと危険な海外の痩せ薬について

このほかにも、「痩せる薬」という謳い文句で、ドラッグストアなどで市販されている薬やサプリメントや、タイや中国のダイエット薬も市場には出回っています。

スーパーマーケットやドラッグストアで市販されている薬やサプリメントは、一般的に効き目がマイルドです。風邪薬などでも同じことが言えますよね。

これは、市販薬が、医療関係者でない一般の人が自分で選んで飲んでも安全なように、有効成分の含有量を抑えて作られているからです。有効成分が多めで効き目が強いということは、専門家の指示の下で飲まないと、効きすぎるなど、うれしくない効果が出ることもあるからです。

そして「海外の激痩せ薬」として紹介されているものには、早くダイエットの結果を出したい貴方は、つい惹かれてしまうかもしれません。
しかし、こうした海外の痩せ薬は、非常に危険な場合があります。

残念なことに、タイや中国の痩せ薬を飲んで、死亡してしまった方が、日本国内でも出てしまいました。

得体の知れない外国の薬を、成分も確かめずに安易に飲むことは、絶対にやめましょうね。